賢い人向けの厳選記事をまとめました!!

厳選書物

こちらのページでは、このサイトを運営する私に興味を持っていただいた方向けに、

「私が良いと感じた書物」の中から

「よく紹介される良書」を身を削る想いでそぎ落とし、

「本質をついた難解なもの」から、「簡単だとしても外せない」と感じるもの、

そして、「現在の私を形作るのに役立ったもので今でも学ぶことがある書物」

などを中心に紹介していきます。

音楽については→こちらからどうぞ。

 


私が成人する前、ある近所の80代のおじいさんから様々なお話を聞く機会がありました。
たくさんの知見に富む方でその方は「神道を学びなさい」ということをおっしゃっていて、
作者として「葉室頼昭」さんを指定されました。
当時「神道」という言葉すら知らなく、後で調べて雰囲気だけはつかみました。

次に紹介する本を読んだとき、「神道」という言葉の重要度を頭の中で引き上げていたおかげで
「天皇」という言葉の向き合い方を変化させることができたとしみじみ感じています。


上の画像は「令和3年度」のものですが、実際私が手にしたものは
「中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書」のものでした。

おかしいことを書いているから「不合格」でないことは私からも念を押したいと思います。
素人目にも、「現場の学校で採用されやすい」ような編成を想像すると確かに
①図解不足
②神話の根拠になる資料の物理的提出不可能性
などから不採用は当然とは思えます。
しかし、建国の歴史、天皇について都度説明を大事にしている、疑問点が生まれにくい丁寧な解説など構成に問題はありません。
また神道指令、プレス・コード(検閲基準)、ハル・ノート、ABCD包囲網などにも触れている他、
明らかに現代の種々の研究成果より否定できるのにも関わらず慣例的に
「現合格教科書」に当たり前に記述されている矛盾について触れていることも評価できます。

もし最新のものが出ていたらそれを選択してみてください。

追記:後に国史として出ました。

 

著者の月田承一郎さんを知ったのは

梅園和彦さんを調べていた時によく同時に名前が挙がっていた人だったためです。

私が2014年の時、高校2年生の生物のテキストの「細胞接着」の章で

タイトジャンクションに関与するタンパク質として「クローディン」が例に挙げられていました。

2012年に山中伸弥さんがiPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞したばかりで、

その2年後にあたる2014年の高校生物テキストの「発生」の章に少しですが

iPS細胞(人工多能性幹細胞)が載っており、

試行錯誤を重ねたであろう偉大な研究結果をこうして普通の高校生の知見とできるのかと

用語の羅列が少し違う見え方になったことを覚えています。

そのおかげもあってか頭の片隅に存在場所を取っていた「クローディン」は数年の時を経て、

月田承一郎さんへと結びつきました。

※そういえばテキストにはタイトジャンクションではなく密着結合で載っていたはずです。

※ちなみにこの書物は捧げられた人生の重みと視点について学ばされることがあります。

また以下の発生生物学の大隅典子さんは、現在東北大学の副学長のようで、上記の梅園さんとご認識があったようなので、
いつか会ってお話を聞いてみたいです。

ちなみに、別のものにはなりますが、発生生物学の最新のものも紹介させていただきます。


ジェームズ・アレンの”「原因」と「結果」の法則”は

名前が似ていますが世の中でもてはやされるほどのレベルではありません。

学びがゼロとまでは言いませんがこの手の内容をかじっている人であれば

心に刺さる内容はありません。

 

「純粋倫理原論」以外では「実験倫理学体系」という本も

EQ・LQが高く、様々なことに対する知識・教養が深い人向けです。

しかし目にする機会は古書ゆえに少ないです。

「万人幸福の栞」はどの人も手にすべき1冊だと考えています。

著者は丸山敏雄で、インターネットのなかった時代に

ここまで深い考察を世に残したのはとても偉大なことでしょう。

一般社団法人倫理研究所

のリンクから新品は買うことはできますが、利用には会員登録などが必要ですので

「勇気のある方」はやってみればいいのではないでしょうか。

割高でも良ければタイミングを見てAmazon等で買えばいいと思いますよ。

改訂版が出ていますが、上で紹介しているものか、

「新」がついていないものを推薦します。

もし読める方は原文に目を通し、解釈し、味わいましょう。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」も悪い本ではない

(むしろ良書)ですが、無駄な記述が多いのに対して、

「7つの習慣」は無駄な記述少ないので上で「外せない1冊」として紹介しました。

ちなみに「無駄な記述」とは、今始まった「ちなみに無駄な記述とは」のような説明のことです。

「7つの習慣」では本質的な文章が大量に羅列されて、

レベルの低い再解釈や読者目線の説明にページを割いていないのです。

しかし、理解に悩む難しい内容はないのです。

 

そして、もう一つ紹介した

「コールド・リーディング」については、

はっきり言って訳はお世辞にも分かりやすいとはいえず、

英語を日本語に逐語訳したようなあまり面白くない本になっています。

 

そして私は人間社会で人と関わるにあたって

本質的に心理学を前提にした関わり方は滅ぶべきだと考えています。

 

それではなぜこの本を紹介しようと考えたかというと以下の5つの理由があります。

①心理的な作用や用例が体系的に体験できるから。

②上で酷評したわりには、意外と網羅的で学ぶことは多いから。

③7つの習慣で出てくる個性主義とはどのようなことを指しているかわかるから。

④個性主義の無力さがわかった時、

「コールド・リーディング」という本を別の存在として認識できるから。

⑤現実社会では、いたるところで心理学が使われてしまうので、自分を守るために読む。

ショーペンハウアー(Arthur Schopenhauer)は、悲観主義や意志の哲学の提唱で有名です。私が21歳の頃、ある人に良い本はないかと質問したことがあり、
「ショーペンハウアーって知っていますか?」と言われたのが最初でした。
当時は書物を買うお金の余裕はありませんでした。しかしこの方が教えてくれた彼の名前だけはずっと頭の片隅に消えないようにはしていました。
そして数年したある時、偶然本屋さんで名前を見つけて「読書について」を手に取りました。
本の種類に関しては上記「7つの習慣」のところでもコメントしましたが、彼の本は本質のみの文章で読みやすく、薄いこともありお勧めできます。読書習慣がないという方でも、その意味の確認も兼ねて最初に読んでみる本としてもいいかもしれません。

正直少しわかりにくいですが、細かな分類を把握した経験というのをこの本で持っていれば見方が変わることがいくつかあるかと思いました。


https://true-bank.love/multi-phase-structure-of-ice-beyond-19-crystal-phases/

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