前回はガラケーからスマホに変えて、
MNPをやって、格安SIMに乗り換えた所まで紹介しています。
それに引き続き
家電解約を試みるお話です。まだまだ続きます
私は、家族でマンションに住んでいるのですが、
ポストに「フレッツ光のマンションタイプのプラン」が紹介されており、
今より安くできそうだということで記載された番号へ電話をします。
いきなり余談ですが、
ただでさえ常識が不足しているような人間だったこともあり
「フレッツ光」なんて聞いたことがある程度でした。
そして「フレッツ光」を調べることもなく、
安くできそうだという理由だけで電話。
(こういう姿勢は色々な対象から「養分」とされてしまうので
皆さんはちゃんと調べてくださいね。)
そんなこんなで結論「名義が違うのでできません」
実は、名義人の鈴木さん(名前は伏せます)、
私の知らない方です。親戚ですらありません。
もはや真実は闇の中なのですが、
どうやら昔はかなり高額であったために資産に位置づけられた
「電話加入権」を母が若かりし頃、代わりに買ってもらったような話。
それを何十年も使っていたと…
そして大事なことが、
鈴木さんが生きているか死んでいるかもわからない、
簡単に言えば連絡がとれない状態でした。
電話先で解約したい旨を伝えても
「名義人ご本人様でないとできません」
の一点張りです。
ここで、電話料金をわざと滞納することで契約解除する
という方法があることを調べついてはいたのですが、
実行には移せていませんでした。
当時は好奇心も今ほど強くなかったですしね。
そして実行に移せなかった一番大きな理由は、
家では有線のルーターだったのですが、
コンビニで有線→Wi-Fi(無線)にできるものを買っていて、
それをコンセントにさしてWi-Fiを飛ばすことができていたからです。
(邪魔だけど利用はできていたということ。)
そのWi-Fiは、スマホのモバイル通信の節約に
大きく依存させていたものだったのです。
こういう訳があって仕方なく
そして、焦ることもなく
固定電話の料金を支払い続けることとなりました。
2019年6月、やはり家電は高い!!
(7000円~8000円くらい払っていました)
ということで滞納作戦を決行しようと決め、
料金をわざと払わない状態をつくりました。
ということで「もし納付書がきても払わないで、それを渡して!!」
と家で宣言し、私の家電解約作戦は始まりを告げました。
家電解約に際しての概要と実際の流れ(簡易版)
わからない人のために軽く説明します。
あえてしっかり説明しません。
とは言っても、最後にはちゃんと説明しますけどね。
概要はこうです。
納付書がくる→無視
→翌月に前月分と当月分の納付書がくる→無視
→2ヶ月払っていない実績ができたので強制解約される
「未払いを続けて、解約しましたっていう通知がくるのかなぁ」
となんとなく思っていただけたらOKです。
(後で正確な事例を出します。)
そしてある日(下旬)、
「納付書来てたよ。」
と、1枚の紙が母から渡されました。
以下の画像は納付書を切り離した後に残った明細です。
個人情報は加工しています。
また、画像のところに便宜上番号を振っています。
画像は別リンクで開けます。
(最初に注意しておきますが実はこの問題、
「時間のずれ」のせいで最初は本当に頭がこんがらがりました。
続くお話で体感してください。)
①6月請求分
この納付書を払わないでおくと、
納付書が送られてきた翌月にまた同じような紙が送られてきました。
②7月請求分
そしてこの紙が届いたのと同じ頃、
1枚のハガキが届きました。
③6月請求分のハガキ
これは、「前月分、払っていないので払ってください」
という①の催告書ですね。
内容としては
「期日までに払っていただけない場合、やむを得ず一時的にご利用停止になります」
とあり、これは
「指定期日まで払わなければ、期日の翌日には電話が繋がらなくなります」
という意味です。(契約が解除されるわけではない)
そしてさらに翌月中旬頃、
(もちろんこの頃は指定期日が過ぎて、もう電話が繋がっていないです。)
④「8月請求分」
と
⑤「6・7月請求分ハガキ」兼「契約解除予告通知書」表・裏
が届きました。
⑤(下画像)には「契約解除予告通知書」として、ふた月分の請求が載っています。
「指定期日までにお支払いいただけない場合翌日には契約を解除します」
ということが書いてありました。
ここまで払わないでいて、契約が解除されてようやく家電解約です…
とはいきませんでした。
正確に言えばこの段階で家電解約は正式にできています。
しかしまだやることがありました。
私はこれで全て終わったと思っていたのですが、
家電の請求書が来ました。
⑥9月請求分
「え、解約出来てないの!?」
と思いました。
この時はまだ解約の確信が得られず不安だったのですが、
結果から言えば上でも言ったように解約はできていました。
私はこの時、契約解除予告の最終指定期日が「月末」だったので、
「翌月に契約解除」されてこの新しい月は請求されてしまったのだろうと考えました。
釈然とはしていませんでしたが。
この頃、私は頭の中では
「家電強制解約は成功しただろうから、後で
“今までの分の料金”が合算された請求書が届くだろう」と考えていました。
そうしているうちに
滞納して解約したと思われる状態から1週間ほどして、NTTから封筒が届きました。
これは借りていたモデムを返却するための封筒でした。
当時、これをもってようやく「解約だ!!」と判断できました。
これは少し時間を開けて様子を見てから10/15に送ってやりました。
しかし、
その封筒を送ってやった後で
解約完了と思っていたのにまた請求書が届きました。
請求書⑦
料金は1544円で今までよりは明らかに少ないのですが、届きました。
これが10月の出来事です。
ここで始めて自分の勘違いに気づきました。
改めて現在の月を確認しました。
「10月」です。
来た請求書⑦を確認します。
「10月請求分」です。
そしてさらに内訳を見てみます。
「9月利用分」です。
そう。つまり当月分に届く納付書は“当月請求分”であり、
“前月ご利用分”として届いていたのです。
説明のために番号を振ったり、「~月請求分」
としたりしていたので途中で気づいた方もいらっしゃるとは思います。
しかし、今思えば当たり前ですが、私は見落としていました。
(数字だけ追っていて、当月請求分は当月利用分と混同していました。)
家電解約に際しての概要と実際の流れ(詳細版)
これがわかった上でもう少し詳しく見てみます。
上の⑤「6・7月請求分ハガキ」兼「契約解除予告通知書」が届いたのは8月12日です。
そして、上記で
「え、解約出来てないの!?」
と思いました。
この時はまだ解約の確信が得られず不安だったのですが、
結果から言えば上でも言ったように解約はできていました。
私はこの時、契約解除予告の最終指定期日が「月末」だったので、
「翌月に契約解除」されてこの新しい月は請求されてしまったのだろうと考えました。
とありましたが、このハガキの上にあるように
実は、
「契約解除予告の最終指定期日」が8/31で
「翌月に契約解除」とはハガキの「契約解除日」の9/1のことを指しています。
“「10月」に届いたのは「10月請求分」として
「9月ご利用分」(9/1~9/30)が対象“
でしたので、これとあわせて考えれば
10月には納付書が届かないということが想像できますね。
なぜなら
“「10月」に届いたのは「10月請求分」として
「9月ご利用分」(9/1~9/30)が対象“
であって、上で見た条件から言えば
8/1に最終指定期日となっており、
9/1には契約が解除されているからです。
つまり9月ご利用分が発生していないから請求もない
ということですね。
しかし、実際には10月請求分が届いてしまったのですが、
実はなぜだかわかりません。
ただ、一つ言えるのは、
“「9月」に届いたのは「9月請求分」として
「8月ご利用分」(8/1~8/31)が対象“(上の⑥)
ではまだ解約前だと確証がある時までは
7185円と、ほぼ今までと同じく請求されているのに対して、
“「10月」に届いたの請求書⑦は
「10月請求分」として
「9月ご利用分」(9/1~9/30)が対象“(上の⑦)
では、
ひかり電話A(エース)基本料の利用期間が
9/1~9/19
になっています。
解約したという予想がある上で
普段と違う請求がされて確実に料金は安くなったということです。
これで精神的に大きな余裕ができました。
9月分は解約手続きや解約にかかる時期のずれ・規約・日割り計算など不安要素が
9/19までの利用という何らかの結果として残りました。
しかし、
「11月の請求はない」とほぼ確信できます。
なぜなら
“「11月」に届いたのは「11月請求分」として
「10月ご利用分」(10/1~10/31)が対象“
で、確実に契約はなく、もちろん、使えない状態だと言えるからです。
そして運命の分かれ目11月。
結果は半分正解・半分不正解でした。
どういうことかというと、
予想通り解約により、電話に関する料金は一切ありませんでした。
こちらが正解の方です。
そして11月分が来ました。
こちらが不正解の方です。
⑧11月請求分
料金は864円です。
さらに価格は安くなっていますが届きました。
内訳を見ると
ぷらら利用料「9月ご利用分」
となっています。
ぷららは、プロバイダの1つです。
私はそもそも「プロバイダ」とは聞いたことがあるくらいで
具体的には何を指すのかわかっていませんでした。
次回、
プロバイダの話から続きます。